気だるい敗戦:「輝きを失ったトリニダード」
これ程、ロナルド・ライトの技術が凄いとは…。プエルトリコの英雄トリニダードの輝きを全て奪って完勝した。

c0014978_10485785.jpgバーナード・ホプキンスへの挑戦権を賭けたWBCミドル級の対戦は、会場の満員が示す通り期待の一戦だった。

前回の復帰戦で、マヨルガという強敵を8R TKOでなぎ倒して、昔の輝きを失っていない事を証明したトリニダード。この試合もその強打が見られる事が期待された。

しかし、その地味なスタイルで、アメリカよりもヨーロッパで評価されていた技巧者ロナルド・ライトが、この日完全試合をやってのけた。

ライトは、右のリードブロー、ジャブが思った以上に伸び、何をしたら良いか分からなくなったトリニダードを終止翻弄。12R終わってみたら、1人のジャッジが120-107、他の2人も1Rだけトリニダードに付けたが、119-108の3対0という完封試合。

相手の輝きを封じ込めるライトの試合運びは、アメリカの地では地味に写るが、パーフェクトに自分を出し切った素晴らしいものだった。

強打のパンチが全く見られなく、決定的なダメージもないのに輝きを失った英雄トリニダードに対して、試合会場は何ともいえない気だるい雰囲気と失望感で応えていた。

契約上再戦はある。しかし、このままでは2度シェーン・モズリーの輝きを奪ったライトの思う壷になってしまう。いずれにしても、強打vs技巧の卓越したしのぎ合いを見たいものだ。

所で、勝者インタビューの横に立つドン・キング、相変わらず画面からはみ出す程の毛の立ち方だった(笑)。
[PR]
by funkme | 2005-05-18 11:07 | Boxing
<< リーガエスパニョーラ'... サッカ−:リバプールが来た! >>



ホームページ制作